FAQ

砥石について

使用前に水に浸す必要はありますか?

水に浸す必要はございませんが、ご購入後初めてお使いになる場合は、ご使用前5~6分砥石を水に浸していただくと、より滑らかな研ぎ感が得られます。

砥石に使用期限はありますか?

使用期限はございません。

シャプトンの砥石はどんな特徴がありますか?

「高い研削、研磨力」、「すぐ研げる」、「変形しにくい」、「臭わない」、「長持ち」などが挙げられます。

硝子砥石はどんな特徴がありますか?

砥石は従来大きく重いイメージでしたが、薄くて軽いだけでなく、強化硝子を貼り合わせることで強度があり、落下や外部からの衝撃などの不意の破損による割れに強くなっております。

購入した砥石表面に色ムラがありますが問題ありますか?

砥石の性質上、砥面にシミや色ムラの出る場合がありますが、品質には問題ございませんので安心してご使用ください。

RockStarシリーズと刃の黒幕シリーズの違いは何ですか?

RockStarシリーズは、厚み10mmの無垢の砥石でスタンダードモデル(ケース無し)とステンレス製収納ケース付きモデルがございます。
刃の黒幕シリーズは、厚み15mmの無垢の砥石でプラスチック製収納ケースが付属します。 どちらのシリーズも10種類の番手がございますが、番手のラインナップが異なります。

RockStarシリーズと硝子砥石シリーズの違いは何ですか?

RockStarシリーズは、硝子砥石シリーズと同等のハイクオリティの無垢の砥石で厚みは10mmです。 硝子砥石シリーズは、厚み5mmの砥石に厚み5mmの強化ガラスを貼り合わせた砥石になります。※
RockStarシリーズは全10種類、硝子砥石シリーズは全17種類のラインナップになります。
※商品番号50106は、厚み10mmの砥石に5mmの強化ガラスを貼り合わせた砥石になります。

RockStarシリーズの側面の印字は何を表しておりますか?

砥石の種類に加え製造国、及び、ロット番号が印字されております。

「class」とは何ですか?

製品に含まれる研磨剤の大凡の中心粒径(研磨剤の大きさ)をマイクロメートルで表しております。
また、数値以外の「COARSE」は最も中心粒径が大きく、「NANO」は最も中心粒径が小さいclassになります。

「TYPE」とは何ですか?

砥石に含まれる研磨剤の種類を表しております。
HA: 解砕形アルミナ
PA: 淡紅色アルミナ
WA: 白色アルミナ
A: 褐色アルミナ
CA: 仮焼アルミナ
HPA: 高純度アルミナ

刃の黒幕シリーズの砥石の表裏はどちらの面を使用しますか?

どちらの面も使用可能ですが、文字の印刷してない面からのご使用をお勧めします。

砥石の表面がまだら模様に白くなってしまったが問題ありますか?

保管状況によってまだら模様がでる場合がございますが、品質には問題ございませんので安心してご使用ください。

研ぐことのできない素材の刃物はありますか?

セラミック、超硬以外の刃物は全てお研ぎいただけます。

刃の黒幕シリーズの購入時に付いていたケースが壊れてしまったが購入できますか?

ケース単体でのご購入が可能です。

砥石は何でできていますか?

主にアルミナや炭化ケイ素などの研磨剤と結合剤、複合剤で構成されています。

カエリ(バリ)取りの方法を教えてもらえますか?

カエリが出ている側を砥石にあてながら、力をあまり入れずに滑らすことでカエリを取ることができます。

刃こぼれがある包丁を研ぐことはできますか?

刃こぼれが大きい場合は、40 micro class以上(320以下)の砥石で刃こぼれを無くした後、順に砥粒の細かい砥石に替えて研ぎます。

刃の黒幕シリーズの仕上砥石で研いでも刃物に傷が見えるのですが?

中砥石で研いだ後に、砥汁が刃物や手に付着したまま仕上砥石で研ぎますと、中砥石の粗い研磨剤によって刃物に傷が付いてしまいます。
砥石の種類をかえて細かく研ぎあげていく場合は、前の行程での汚れを良く洗い流すことが重要です。
刃物や手をゆすいだだけでは不十分で、手と爪の間や刃物表面の汚れ膜にも注意をはらって水で十分洗い流してください。

砥石を使用する順番を教えてもらえますか?

通常砥粒の大きい粗い砥石から砥粒の小さい砥石の順にご使用ください。

どのくらいの期間で研ぎ直すのか教えてもらえますか?

砥ぐ刃物の素材や用途、使用頻度、お求めになる切れ味によって等様々です。
切れ味が悪いと感じた時点で研ぎ直すことをお勧めいたします。

40 micro class以上(320以下)の砥石はどんなときに使いますか?

刃付けや、大きな刃こぼれがある時に使用します。

名倉砥石は付いていますか?

名倉砥石をすることで砥面が荒れて凸凹になる為、名倉砥石は必要ございません。

砥石にオイルを使用して問題ありますか?

問題ございませんが、ただ一度オイルを使ったものはオイル専用砥石としてご使用ください。

以前購入した刃の黒幕と印字のデザインに違いがありますが、仕様に違いはありますか?

印字のデザインのみ変更しており、変更の前後で砥石自体の品質、仕様に違いはございません。

以前購入した硝子砥石と印字のデザインに違いがありますが、仕様に違いはありますか?

印字のデザインのみ変更しており、変更の前後で砥石自体の品質、仕様に違いはございません。
変更前と変更後のデザインはこちらをご確認ください。

「復活砥石」は使用する前に水に浸す必要がありますか?

事前に水に浸す必要はございませんが、お使いの際には水をかけてご使用ください。

「復活砥石」は溝がある面と平らな面のどちらを使用しますか?

どちらの面も使用可能です。
溝のある面で削ったときの方が若干砥面の仕上りが細かくなります。

「復活砥石」を使ったドレッシング方法を教えてもらえますか?

最初に砥面全体に水をかけます。復活砥石を手に持ち、あまり力を入れず小さな円を描くようにして砥面全体を削ります。
長時間削る必要はありません、一皮剥いてしまえば砥石本来の性能が回復します。

研ぐ際に水は常に流し続ける必要がありますか?

常に水を流し続ける必要はございません。
砥面に水をかける程度でも研ぐことができますが、水を流しながら研ぐことで手を汚さず清潔な状態でご使用いただけます。

研汁を溜めた状態で研いでも問題ありませんか?

研汁を流さずに研ぐことも可能ですが、シャプトンの砥石には研磨剤が多く含まれておりますので、研汁無しでもご使用いただけます。

硝子砥石シリーズは4000、6000、8000の砥石がそれぞれ2種類ありますが違いは何ですか?

研磨剤の種類が異なります。
地金と鋼を鍛接した合わせ鋼の刃物をお研ぎいただく際は、硝子砥石シリーズ50603、50703、50803のご使用をお勧めいたします。

刃の黒幕シリーズで一般家庭で使用する包丁を研ぐのにおすすめの砥石はありますか?

「オレンジ中砥(1000)」と「エンジ仕上砥(5000)」で研ぐことをお勧めいたします。
また、砥石1本で研ぐ場合は「ブルー中砥(1500)」をお勧めいたします。

砥石が購入時と比べツルツルとスベってしまいうまく研げないのですが?

目詰まりしている可能性がございます。修正器のご使用をお勧めいたします。

「刃の黒幕ムラサキ」の研ぎ感が悪く感じるのですが?

「刃の黒幕ムラサキ」は刃先約1㎜を今までにない最高の切れ味にすることを目的にしていますので、従来の研ぎ方による研ぎ感は、良くないと感じられるかもしれません。

「刃の黒幕ムラサキ」を使ってみたいのですが、使用上の注意に、「刃の黒幕メロン」を使用後に研ぐと書いてありますが、「刃の黒幕クリーム」の方が細かいのでその後に研いでも良いですか?

砥材の性質上、硬度の高いハガネには可能ですが、軟質系の刃物には「刃の黒幕メロン」をご使用ください。

M15シリーズについて

大きさ210x70mm、厚み15mmの砥石に木台を貼り付けた商品です。

シ0706 M15モス 荒砥(220)
シ0702 M15オレンジ 中荒砥(1000)
シ0707 M15ブルー 中砥(1500)
シ0703 M15グリーン 中仕上砥(2000)
シ0704 M15エンジ 仕上砥(5000)
シ0705 M15クリーム 超仕上砥(12000)

※M15シリーズは日本国内でのみ販売しております。

M24シリーズについて

大きさ210x70mmの砥石に木板を貼り付けた商品です。

シ0801 M24ホワイト 荒砥(120)
シ0802 M24オレンジ 中荒砥(1000)
シ0807 M24ブルー 中砥(1500)
シ0803 M24グリーン 中仕上砥(2000)
シ0804 M24エンジ 仕上砥(5000)

※種類によって厚みが異なります。
ホワイト、オレンジ、ブルー、グリーン 24mm
エンジ 22mm

※M24シリーズは日本国内でのみ販売しております。

Lr250シリーズについて

大きさ250x100mmの砥石に木板を貼り付けた商品です。

シ0901 Lr250ホワイト 荒砥(120)
シ0902 Lr250オレンジ 中荒砥(1000)
シ0903 Lr250グリーン 中仕上砥(2000)
シ0904 Lr250エンジ 仕上砥(5000)
シ0905 Lr250クリーム 超仕上砥(12000)

※種類によって厚みが異なります。
ホワイト、オレンジ 20mm
グリーン 18mm
エンジ、クリーム 15mm

※Lr250シリーズは日本国内でのみ販売しております。

カバドシリーズについて

大きさ250x100mm、厚み20mmの砥石に木板を貼り付けた商品です。
専用の研ぎ台とセットで販売しており、砥石裏面の木板には研ぎ台と固定するための穴が空いております。
現在、カバドシリーズは替え砥石のみ製造をしております。

シ0301[廃番] カバド ホワイト 荒砥(120)
シ0302[廃番] カバド オレンジ 中荒砥(1000)
シ0303[廃番] カバド グリーン 中仕上砥(2000)
シ0304[廃番] カバド エンジ 仕上砥(5000)
シ0305[廃番] カバド クリーム 超仕上砥(12000)

シ0401 カバド(替砥石) ホワイト 荒砥(120)
シ0402 カバド(替砥石) オレンジ 中荒砥(1000)
シ0403 カバド(替砥石) グリーン 中仕上砥(2000)
シ0404 カバド(替砥石) エンジ 仕上砥(5000)
シ0405 カバド(替砥石) クリーム 超仕上砥(12000)

※カバドシリーズは日本国内でのみ販売しております。

修正器について

砥面の修正はどのくらいの頻度で行いますか?

刃物を研ぐ前に都度修正することをお勧めいたします。
砥面のコンディションを整えることで常に砥石の性能を最大限に活かすことができます。

砥石の面直しに他社のダイヤモンド砥石を使用しても問題ありませんか?

面直しに他社のダイヤモンド砥石を使用した検証確認は行っておりません。お使いいただくダイヤモンド砥石の粒度や砥面の状態によっては、正常な面直しができない可能性がございます。

シャプトンの修正器(「空母」、「硝子修正器」、「なおる」)でダイヤモンド砥石を修正することはできますか?

修正面が傷つく可能性があるため、ダイヤモンド砥石の修正はお勧めできません。

正しく修正できているか確認する方法はありますか?

1つの目安として修正する砥石の表面に鉛筆で格子状に線を引き修正を行ってください。書き込んだ線が消えた箇所は修正器の修正面があたっており正しく修正が行われております。

刃の黒幕シリーズの仕上砥石を修正したら研げなくなってしまったのですが?

砥面の修正が粗いと刃物が良く研げません。砥面の修正は鏡面の様に仕上げます(仕上砥石の修正は「なおる」と「修正用パウダー細目」の組み合わせか、「空母」または「硝子修正器」をご使用ください)。

「空母」と「なおる」の違いは何ですか?

「空母」の修正面は青銅鋳物にダイヤモンドが電着されており、砥石の修正面と刃物修正面がございます。
「なおる」はダクタイル鋳鉄鋳物の修正面に付属の修正用パウダーをふりかけて使用します。

「空母」の研削力が落ちてきたが対処方法はありますか?

長期間のご使用でダイヤモンドが摩滅摩耗します。研削力が低下した場合にダイヤモンドの再電着がご利用になれます。

新品の「空母」を使って仕上砥石を修正したら、砥面がザラザラして鏡面の様に仕上がらないのですが?

新品の「空母」はダイヤモンドの突き出しがありますで、中砥石を数回修正した後にご使用ください。

「空母」の再電着をお願いしたいのですが、どこで受付ができますか?

販売店様もしくは、弊社にて受付が可能です。

「空母」はどの粗さの砥石でも修正できますか?

「空母」は、30 micro class以下(400以上)の砥石の修正にご使用いただけます。

「空母」の再電着にはどのくらい時間がかかりますか?

弊社で商品をお預かりしてから通常1~2週間程度かかります。
ご注文状況等により1ヶ月程度かかる場合がございます。

「硝子修正器」は何回ぐらい修正ができますか?

通常1,000~3,000回程度修正することが可能です。

「硝子修正器」はどの粗さの砥石でも修正ができますか?

「硝子修正器」は、30 micro class以下(400以上)の砥石の修正にご使用いただけます。

「なおる」で天然砥石を修正することは可能ですか?

天然砥石の修正も可能です。

「なおる」購入時についてきた修正用パウダーが無くなってしまったが購入できますか?

修正用パウダー単体の購入が可能です。

「なおる」で砥石を平らに修正することができなくなってしまったのですが?

「なおる」は修正面の平面修正が可能です。
販売店様もしくは、弊社にて受付が可能です。

「なおる」はどの粗さの砥石でも修正できますか?

修正可能です。修正する砥石の粗さによって修正用パウダー変えてご使用ください。

「なおる」の保管方法は?

使用後に研汁やパウダーを水で洗い流した後、よく水気を切って保管してください。
保管状況によってはサビがでる可能性がございますがご使用上差し支えございません。

「なおる」と「修正用パウダー細目」を使って修正しても、砥面がザラザラして鏡面の様に仕上がらないのですが?

砥石の軟化が奧まで進行しているため「修正用パウダー細目」では修正できません。
この場合は「修正用パウダー中目」を使用し軟化した部分を削り取って良く汚れを洗い流してから、再度「修正用パウダー細目」により砥面を仕上げてください。

共擦りとは何ですか?

砥石の表面同士を擦り合わせることを言います。

共擦りによる修正は可能でしょうか?

可能です。その場合は砥石を3本使った共擦りをお勧めいたします。

お手入れについて

長時間水に浸しても問題ありませんか?

砥石が軟化してしまう恐れがありますので、30分以上水に浸さないでください。

お湯を使用しても問題ありませんか?

お湯をかけることで極端な温度差が生じ、ひび割れの原因になりますのでご使用しないでください。

洗剤を使用しても問題ありませんか?

洗剤は砥石の質的変化の可能性があるためご使用しないでください。

砥石を屋外に放置しても問題ありませんか?

砥石の劣化やヒビ割れの原因になるため、屋外には放置しないでください。
屋内の直射日光のあたらない場所に常温で保管してください。

濡れた砥石にファンを使って乾燥させても問題ありませんか?

砥石にファン等で直接風を当てるような急激な乾燥は行わないでください。
ヒビ割れの原因になります。

砥石を食器洗い機で洗っても問題ありませんか?

食器洗い機や食器乾燥機はご使用しないでください。

購入時と比べ研ぎ感が悪くなってきてしまったのですが?

砥面の変形が原因の一つとして考えられます。砥面を平らにするため修正を行ってください。

砥石にクラック(ヒビ割れ)が出てしまったのですが?

クラックは砥石を長期間使用されなかった場合や、ご使用上の注意を守られなかった場合に発生する事があります。クラックのある部分の表面を削り取ってください。クラックは大きくなるほど奥まで進行してますので小さい段階で削りおとすことが大切です。

目詰まりした場合の対処法はありますか?

「復活砥石」のご使用をお勧めします。

使用後のお手入れについて教えてもらえますか?

ご使用後は、刷毛やスポンジで汚れを洗い流してください。汚れが付着したまま放置されますと、研ぎずらくなる場合がございます。

砥石表面を紙ヤスリで修正しても大丈夫ですか?

目詰まりを起こし、刃物が滑って研げなくなる可能性があります。

砥面が変形してきたが対処法がありますか?

刃物を研ぐ事により砥石の変形が始まり、研ぐ回数を重ねる度に、刃物の平面までも損なわれていきます。
砥面を「空母」、「硝子修正器」、「なおる」等の修正器で修正してからお使いください。

刃の黒幕シリーズの仕上砥石が柔らかくなってしまったが対処法がありますか?

砥石を水に浸けたまま30分以上放置したり、洗剤等をかける事によって砥石表面が軟化、または質的変化をしてしまった状態です。
また、お客様ご自身で用意された木の研ぎ台等が濡れている場合、その水分を吸収して仕上砥石は柔らかくなります。
上記の様な状態になった場合、砥石本来の硬さの研ぎ面が出てくるまで砥石を削らなければなりません。
この場合は「修正用パウダー中目」を使用し軟化した部分を削り取って良く汚れを洗い流してから、再度、「修正用パウダー細目」により砥面を仕上げてください。
また、軟化の対策として刃の黒幕シリーズの保管は、専用のケースの中に入れてください(ケースの内部は水分を拭き取っておいてください)。

刃の黒幕購入時に入っている白いスポンジ状の中敷きは砥石と一緒に保管しますか?

使用後は、スポンジ状の中敷き(ペフ)を入れずに保管してください。
ペフは、輸送時の破損を防ぐための緩衝材です。
完全に乾いていない砥石とペフを一緒に保管すると、砥石の劣化の原因になります。

その他のご質問

商品の値段は?

オープン価格となっておりますので、各販売店様にお問い合わせください。

シャプトンの砥石を海外で使用できますか?

ご使用は可能ですが、地域によっては乾燥によるヒビ割れの可能性があります。

RockStarシリーズのステンレス収納ケースの素材は、ステンレス以外に何が使われていますか?

ステンレスの他、ゴム、マグネットを使用しております。

RockStarシリーズのステンレス製収納ケースはどのように開けますか?

ステンレス製収納ケースの開け方については、こちらをご確認ください。

RockStarシリーズのステンレス製収納ケースの取扱い上の注意点はありますか?

ステンレス製収納ケースの取扱いについては、こちらをご確認ください。